最後の成績考査は自分のポートフォリオサイトと就職の近況報告の発表
ポートフォリオサイトについて
時間をかけた点はサイトの構成と導線。人に何か新しい情報を提供するとき、伝える情報の順番は大事だと考える。
構成と導線
伝える情報の順番によって意図している情報を相手に伝えることができたり、相手に取ってほしい行動が変わってくるので、私は最重要と捉えている。
今回ポートフォリオを制作した目的は就職活動。
ターゲットは企業の採用担当者である。
自分のことを知ってもらうには、訪問者にサイトに長く滞在し続けてもらう必要があるので、採用担当者にストレスを与えるのは言語道断。
ストレスなく情報が掴めるように、必要な情報順でTOPページを構成した。
担当者の掴みやすい情報順は以下の通りと仮定した。
求職者の人物像→実績→スキル→スキルを裏付けるバックグラウンド。
採用担当者のストレスのない情報の順番と私の工夫した点
- あなた誰ですか?(人物像)
- まずは私は誰かということを示すことが大事。
TOPページの最初のスクロールで1番目に表示される箇所に簡単な自己紹介を設置。
大まかに全体像を把握するために手早くスクロールしてもらいたかったので、TOPページはすっきり感を重視。
「こんな雰囲気の人が作っているんだ~」と思わせるだけで十分だと考え、自己紹介と写真で情報量は必要最低限。
もっと知りたいと思った方用に詳細ボタンを設置。ワンクリックでAboutページに遷移できるように工夫。

- あなた何ができますか?(実績・スキル)
- 次に私は何ができるのか、どんなものが作れるのかを提示。
ここもどんどんスクロールされることを仮定し、TOPページでは、作品の中でも「ん?」とスクロールする手が止まりそうな作品を設置。
また、いろいろな作品を作っていることを知らせるために、広いバリエーションで作品を掲載。
他の作品を見てもらうために、採用担当者が検索しそうなキーワード(ジャンルやソフト別)でボタンを設置し、ワンクリックで目的へ遷移できるように工夫。
遷移先でもアクセスしたい情報にすぐアクセスできるよう、カテゴリー毎のボタンを設置したり、カテゴリー別に作品を並べた。

- どうしてできるのですか?(スキルを裏付けるバックグラウンド)
- 私の作品に興味を持ってもらったら、次は私自身に興味を持ってもらう段階である。
なぜ私がポートフォリオに掲載している作品を作れるのか、これまでの経験をAboutのページに時系列で紹介。
自分自身いろいろな職種を経験しているので全部伝えたい。
が、そのまま伝えてしまうと、採用担当者が現在何の職種で採用するために私のサイトを訪れているのか、読んでるうちに混乱する可能性があることが問題点だった。
その問題点を回避するために、経験職種をオフィスワークとデザインの大きなカテゴリーで分けた。
担当者が必要な情報にアクセスできるよう、キーワードでボタンを設置し、ワンクリックで目的へ遷移できるように工夫。

- 会いたいです!(行動を促す)
- ここまで全部読み進めたら、採用担当者は私と会いたいかのかご縁がないのかはもう90%以上決まっているはず。
ポートフォリオサイトからは直接コンタクトが来ることはないが(来たらよいなという気持ちはあります♡)、「いつでもどこからでもわたしに連絡しても大丈夫ですよ」、というオープンな姿勢を示したかったので、コンタクトフォームをメニューバーや各ページに設置した。

ボタンの設置場所や遷移先などの導線については、何度も何度も実際に構成を変えたりして自分が訪問者になったつもりで改善していった。
作品の解説については、私の思考や人間性も作品と同時に理解してもらえるよう、作成の時のエピソードを交えて伝えるようにした。
デザイン
訪問者のサイトの滞在時間を長くなるよう、ストレスのかからないシンプルなデザインに徹した。
好き嫌いは人それぞれかと思うが、「嫌われないように」だけを考え、癖がないデザインを採用した。
このデザインで嫌いになられたら、ご縁がなかったかな・・・・・。
カラー
前向きなイメージを持ってサイトに滞在してもらいたかったので、明るいさわやかな色を選択した。
全体の統一感を出すために、メインは3色カラーの使用にとどめた。
シェイプ

ビジネス用だけど人間らしいやさしさ温かみを前面に出すよう、全体的に直線、太目、角丸の表現を使用した。
画像

商品カタログを見るように作品をたくさん並べた。モックアップも使い、実際のリアルな場を表現した。
タイポフラフィ

見やすさを重視、くせがなく画像に集中してもらいやすいシンプルなフォント(helvetica, Roboto, Noto Sans JP)を使用することで、さまざまな年代の方に受け入れられるよう意識した。
訓練校後半になると就職を意識したポートフォリオサイト制作を行うが、まだ作品数も少なかったので、「どうすればそれなりの経験を積んだように見えるサイトっぽく見せれるのか?」が大きな課題だった。
SNSで流れてくるWEBサイト(特にポートフォリオサイト)は分析して、自分のサイトに取り入れた。
特に参考になったのは自分の作品紹介の方法だった。
TOPページは力を入れてこだわっている人は多いが、作品紹介については個性が出ていた。しっかり説明している人もいるし、さらっとしている人もいた。
私の性格的には全体を通して見られるものにしておきたかったので、全作品の必要最低限のクオリティは揃えた。その後、需要の高そうなWEBサイトやバナーについてはこまめにリライトを行い、ブラシュアップを行った。
時間をかければかけるほど凝ることはできるが、一番の目的である「短時間で必要な情報を相手に与える」ということを忘れないように意識した。
その他
スクロールを進める行動を促す工夫として、見出しや画像にアニメーションを実装した。
単調になりやすいテキストについては「タイムライン」「チャート」「画像」を挿入した。

https://niceillustrations.com/cartoon/split-testing-illustration
エピソード
就職活動中に派遣会社や紹介会社の方に「ポートフォリオサイトを持ってますか?」と聞かれることが多く、訓練中に作成できて本当に良かったと思っている。訓練前にサイトの必要性を感じていなかったので大収穫である。
面談の度、出会った方にポートフォリオサイトについてのアドバイスを聞き、ブラシュアップできたのはよかった。
アドバイスは以下の通り。
・作品の順番は大事
作品は記事の投稿の最新順で掲載していた。特に意図せず、自分のポートフォリオサイトが最新に来ていた。
「見せる」作品の中では、ポートフォリオサイトは作品にあたるが、企業にとって優先順位は低いことを知った。
アドバイスをもらってすぐに作品の順位を変更した。
・架空よりも実績が大事
職業訓練校に入る前からSNS運用の画像やアイキャッチの作成は行っており、アプリはCanvaを使用して制作していた。
誰でも使えるソフトで誰でもできるから自分の中では重要視していなかった。
Canvaで作成した作品の掲載は下の方にしたり、そもそも掲載していなかった。
担当の方には、「作品なのでもっと出してください」とアドバイスをいただいたので、追加で見せることができそうな制作物は出した。
また紹介会社の持っている案件によって会社の取り扱い製品のジャンルがあるので、「アパレル関係もっとありますか?」「コスメは作ってますか?」と尋ねられることがあり、作品数、ジャンル分けやデータ保管の大切さが身に染みた。
今後は定期的に自分の実績を振り返りながら、まとめていきたい。

就職活動の近況報告
WEBデザイナー職は人気で争奪戦であるということを、紹介会社の担当者より聞いた。
現在、就職活動中真っ只中だが、本当にそうだなぁと思う。
私が現在就職活動で利用しているもの
・派遣会社(主要な会社4社くらい登録)
・紹介会社(2社利用したところ)
・求人媒体(たまにスカウトが来るので、チェックしている)
ハローワークではまだ活動していないので、次回の来庁日に利用してみようと考えている。
100%理想の会社に出会えればラッキーだが、そんな都合よく会社は見つからないので、地道に活動し、ご縁のある会社に就職したい。
今は自分のことでいっぱいいっぱいだが、落ち着いたらクラスメイトの近況や活躍など今後も聞けることを楽しみにしている。

